クレンジング美容で潤いをもたらすエイジングケア方法

クレンジングで将来が変わります。お肌自体の潤いを高めてあげると、エイジングケアもできて見た目年齢も変わります。美容にも良い影響を与えます。美肌の基本はメイクオフ。クレンジングを多面的に捉えて情報発信しています。

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乾燥肌でも安心して落ちるクレンジングはどれ?

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乾燥肌でカサつきに悩んでいませんか?
乾燥肌だと、どのクレンジングにしたら良いのか迷ってしまいますよね。

乾燥肌は、お肌の内の水分や皮脂が不足している状態です。

乾燥肌になる原因は、お肌の表面(表皮)の1番外側にある角質層が乱れているからです。

乾燥肌になるプロセス

角質層は、天然保湿因子(NMF)で満たされた角質細胞とセラミド、コレステロール、脂肪酸で満たされた細胞間脂質から成り立っています。

この角質層があるからこそ、お肌の水分をキープして外に逃げないようにしてくれます。また、外部からの紫外線、排気ガス、チリ、pm2.5、花粉といった刺激から肌内部を守ってくれています。

ところが、天然保湿因子や細胞間脂質が少なくなると、細胞同士をつなぎとめる力が弱まります。その結果、肌内部の水分が蒸発し、外部からの刺激にも弱くなってしまいます。

乾燥肌になる原因

乾燥肌になる原因は、次のようなことが挙げられます。

  • ターンオーバーの乱れ(食生活、ストレス、睡眠不足)
  • 紫外線
  • 空気の乾燥(エアコンも含む)
  • 加齢による皮脂や女性ホルモンの減少
  • 間違ったお肌のお手入れ(クレンジングなど)

私って乾燥肌?クレンジング後の確認方法

  • 洗顔後、肌がつっぱる
  • 粉をふく
  • お肌の柔軟性がない
  • お肌がくすみがち
  • 化粧のノリが悪い
  • かゆみがでる

こういった症状ありませんか?

特にこういった症状がなくても、試しにクレンジングや洗顔をしてタオルで拭いた後、何もつけないで、春~夏の湿度が高い時は10分、秋~冬の湿度が低い時は5分待ってみてください。そして、お肌の状態を感じてみてください。

どうでしょう?もし、お肌のつっぱり、皮脂量が少ない、皮膚の薄い目元、口元
にカサつきを感じるのであれば乾燥肌のサインです。

「私は乾燥肌じゃないわ。」と思っていても、肌質は環境によって変化するので誰にでも乾燥肌になる可能性があります。注意が必要なんです。

間違ったクレンジングを選んでしまうと?

クレンジングには、メイクをなじませるため(乳化)、すっきりとメイクを落として洗い流すために、油分と合成界面活性剤が含まれています。

ところが、合成界面活性剤の量が多いと、お肌にとって、本来必要な角層までも奪われてしまい保水力がダウンしてしまいます。また、お肌を外部の刺激(紫外線・ほこり・花粉など)から守るバリア機能が低下してしまいます。

そうすると、お肌が敏感肌や乾燥肌、不安定なゆらぎ肌となってしまいます。乾燥肌になる原因は、もしかするとクレンジングが原因となっているかもしれません。

乾燥肌におすすめ!落ちるクレンジングの種類3選

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クレンジングクリーム

クレンジングクリームは、油分と合成界面活性剤である洗浄力とのバランスが良く、お肌への負担も少ないのでおすすめです。油分でメイク汚れを浮かすので、洗浄力成分である界面活性剤が少なくて済みます。テクスチャーも厚めなので、お肌への摩擦が起きにくいです。

クレンジングミルク

また、乾燥肌でナチュラルメイクなら、クレンジングクリームより洗浄力はやや低めになりますが、クレンジングミルクがおすすめです。

クレンジングバーム

クレンジングクリームとクレンジングオイルの中間の使い心地がクレンジングバームです。リップバームといえば想像しやすいのではないでしょうか?

手にとると固形ですが、体温で溶けてオイル状に変わります。溶けるとお肌になじみやすくメイク落ちが良いです。それでいて、乾燥しにくいのがバームの嬉しい特徴です。

クレンジングバームには、拭き取りタイプと洗い流すタイプがありますが、お肌への摩擦を考えると、洗い流すタイプのクレンジングバームを選ぶと良いですよ。

乾燥肌が使うべきでないクレンジングの種類は?

植物性油脂系をベースにしたクレンジングオイルなら良いのですが、通常のクレンジングオイルだと油分が多い分、合成界面活性剤の量も多いです。そうすると、お肌の角層までも奪ってしまいキメがなくなってしまいます。

お肌の洗い上がりがしっとりだから大丈夫と侮ってはいけません。角層を奪ったその上から、いくら保湿成分を重ねても肌本来のチカラは育ちませんし、お肌が無防備な状態となっていて、肌トラブルの原因となってしまいます。

拭き取りタイプのクレンジングシートも、シートによるお肌への摩擦によって、角層にダメージを与えてしまうので避けた方が良いです。

乾燥肌なら避けておきたい成分

エタノール(アルコール)

抗菌作用や収れん作用があり、品櫃保持のためにも配合されています。エタノールは蒸発する際に、お肌の水分を奪ってしまいます。そのため乾燥肌の方は、気を付けたい成分です。

スキンケア商品に含まれるフィノキシエタノールは、防腐剤の役割を果たします。名前にエタノールと入っていてもエタノールやアルコールとは違います。

さいごに

目元や口元など皮膚の薄い箇所に限って、なかなか落ちにくい油性のメイクを使っていたりします。35歳を超えると、本当に乾燥肌を放っておくと大変なことになります。
シワが如実に現実化してきます。

今や、乾燥は秋冬だけのものじゃありません。夏でも冷房や紫外線によって、お肌が乾燥します。乾燥肌でも、メイクが落ちる+出来るだけお肌に優しいクレンジングだと、安心して乾燥シーズンを過ごせますね。