アラフォーともなると、20代の毛穴の悩みも違います。
特に、加齢によって毛穴の形も変わってきます。毛穴の悩みは尽きません。
毛穴の悩みとなっている毛穴トラブルの種類、そして毛の穴ケアについて紹介します。
毛穴悩みの種類
たるみ毛穴
加齢や肌の水分不足により、肌がたるみ毛穴周辺の皮膚が下に引っ張られて、楕円形に広がっている状態。
帯状毛穴
たるみ毛穴が、さらに重力に逆らえなくなって、肌が下に引っ張られ毛穴が大きく開いた状態。毛穴と毛穴がつながって小じわのようになっています。
たるみ毛穴や帯状毛穴は、加齢によるものですが、その他にも、毛穴トラブルの種類として次のような毛穴が挙げられます。
開き毛穴
開き毛穴は、皮脂の分泌が多い脂性肌に多く、思春期にニキビができやすかった方などに見られるタイプです。皮脂が過剰に分泌され、常に毛穴が開きっぱなしの状態。
過剰な洗顔や十分に保湿をしないといった間違ったケアによって起きることも。
詰まり毛穴
詰まり毛穴は、過剰な皮脂、古い角質、ホコリなどの汚れが混ざり、毛穴がプツプツと詰まっている状態。
過剰なクレンジングや洗顔の場合、毛穴が詰まってしまいます、逆に、ホコリ、余分な皮脂、古い角質やメイクがきちんと落ちていないといったクレンジング・洗顔不足が原因でも毛穴が詰まってしまいます。
黒ずみ毛穴
黒ずみ毛穴は、毛穴が詰まった状態がさらに進み、詰まった角栓が汚れ、毛穴の表面も酸化して黒くなります。いわゆる「いちご毛穴」です。
メラニン毛穴
紫外線やターンオーバーが乱れることによって、メラニン色素が毛穴の入り口に蓄積してしまったパターン。盛り上がってない、ザラザラしているわけでもないのに、小さな黒い点々だけが肌表面に見えるメラニン毛穴は、シミと同様のケアが必要です。
アラフォーともなると、たるみ毛穴や帯状毛穴だけじゃなく、昔からお付き合いしているお肌の毛穴トラブルとも直面せざるを得ません。
こんな時、どんなことに気を付ければ良いのでしょうか?
アラフォー以降気を付けるべき毛穴ケアとは?
クレンジングと洗顔で汚れをきちんととることと、保湿をすることが重要です。
その1.クレンジングと洗顔でメイクや汚れをきちんと落とす
メイクや汚れをきちんと落とすのはもちろんですが、力を入れずにやさしくお肌に触るように気をつけましょう。タオルで顔をやさしくおさえるようにするなど、ぬかりなく最後まで気を遣う必要があります。
最近は、思ったより洗浄力の強いクレンジングが多いので、そういった場合は、クレンジングを見直す必要もあります。汚れが落ちないのも問題ですが、落ちすぎて必要な皮脂を奪い去っている場合も問題です。
その2.クレンジング、洗顔後にすぐに化粧水をつける
クレンジングや洗顔後に間髪入れずに、すぐに化粧水をつけましょう。お肌が乾燥していたら尚更です。毛穴を引き締める働きのある収れん化粧水がおすすめです。もしくは、冷蔵庫に保管しておいた化粧水をつけて毛穴を引き締めてもいいですね。
ビタミンC誘導体配合の化粧水や美容液などは毛穴を引き締める働きがありますよ。
アーティチョークエキスも毛穴を目立たなくしてくれる成分で、野菜のアーティチョークから抽出され毛穴を目立たなくしてくれます。「シナクロピン」と呼ばれる成分が、肌のメラニン生成を抑える働きや毛穴を目立ちにくくする役割を果たしてくれます。
その3.浴槽に浸かって毛穴を開かせる
浴槽に浸かって、じっくり毛穴を開かせ、毛穴に詰まった老廃物をかき出しましょう
その他の毛穴ケア方法
喫煙、タバコ、ストレス、睡眠不足も活性酸素などでお肌の状態を悪くしてしまいます。睡眠不足だと男性ホルモン優位になってしまい、皮脂が多く分泌されてしまいます。注意してくださいね。
なにかと、ニキビや毛穴の開きといった皮膚トラブルが多いと、原因は1つではないパターンも多いです。原因を突き止めるのは難しいです。一概に加齢によるものだというわけでもないので、生活習慣を見直さなきゃいけなくなってしまうことも。
アラフォーともなれば、お肌も体のガタもやってきます。毛穴ケアをきっかけに健康に良い生活習慣を送りましょうね。