仕事のない日、家にこもって外出しない日には、出来れば、すっぴんで1日すごしたいものですね。毎日化粧をしているお肌に、休息を与えてあげたいと思ってしまいます。
だけど、すっぴんの時って、皆さんクレンジングしていますか?それとも洗顔料を使いますか?
すっぴんの時って、クレンジング必要なのでしょうか?
ここでいう「すっぴん」というのは、化粧水や乳液、クリームなどのスキンケアをして日焼け止めを塗った状態の事です。つまり、ベースメイクやお化粧はしていない場合の事です。
実は、クレンジングが必要かどうかは、ケースバイケースなので、必要かどうかはいえません。ですが、基本的にはクレンジング不要です。ウォータープルーフの日焼け止めなどを塗った場合には、クレンジングをする必要があります。
クレンジングの目的は?
クレンジングは、クリーム・リキッドファンデーションやリップグロス、口紅など油性のメイク汚れを落とすために使います。
一方で、洗顔料は、空気中のホコリ、酸化したチリ、老化した角質、毛穴にたまった皮脂や汗を落とすためのものです。最近は、メイクも落とせるという機能もついた洗顔料もあります。
すっぴんでも基本的にクレンジング不要
日中は、花粉やpm2.5、空気中のホコリや車の排気ガス等がお肌に付着してしまいます。これらの中には油分を含むものもありますが、アンチポリューション(抗汚染)といって、毛穴に詰まった大気汚染物質も取り除く洗顔料もあります。
スキンケアの乳液やクリームなどにも油分が含まれているでしょ?
基本的に毎朝、クレンジングを使わないですよね。朝、洗顔料としても使えるクレンジングもありますが、洗顔料でも乳液・クリームの汚れは落ちるようにできています。
どんな時にクレンジングが必要になる?
日焼け止めが汗や水に強いウォータープルーフタイプであったり、日焼け止めのパッケージ裏面にクレンジングで落とすように書いてあるものはクレンジングを使う必要があります。
一方で、もし、赤ちゃんや子供用の日焼け止めを使っているなら、ぬるま湯で洗い流せたりするので、クレンジングは必要ありません。
日焼け止めには主成分が水系なのと油系のものがあります。ウォータープルーフの日焼け止めには、酸化チタン、酸化亜鉛といった紫外線散乱剤、油、ジメチコンといった合成ポリマーが含まれているので、水やぬるま湯ではなかなか落ちません。クレンジングを使って落とす必要があります。
毛穴汚れについては洗顔料で対応可能です。毛穴にメイク汚れが溜まってしまっているわけではないなら洗顔料を使った方が良いです。クレンジングをすることで余計に毛穴が乾燥して、皮脂の分泌を招いてしまいます。
すっぴんの時ってクレンジング必要?~結論~
油分のメイクアップを使っていない場合、ウォータープルーフの日焼け止めを使っていない場合は、基本的に洗顔料のみでOKです。クレンジングをする必要はありません。
クレンジングをする事でお肌に負担がかかります。もちろん、化粧がお肌に残ることは良くないことですが、すっぴんの場合、クレンジングによるメリットよりもデメリットの方が上回ってしまうことを忘れないようにしておきましょう。