クレンジング美容で潤いをもたらすエイジングケア方法

クレンジングで将来が変わります。お肌自体の潤いを高めてあげると、エイジングケアもできて見た目年齢も変わります。美容にも良い影響を与えます。美肌の基本はメイクオフ。クレンジングを多面的に捉えて情報発信しています。

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毛穴の開きをどうにかしたい時に見てみる!クレンジングの成分

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毛穴の開き
ってどうにかしたいですよね?鏡を見ると目を閉じたくなりません?
ファンデーションで隠しても隠せないのが毛穴の開きですよね。

そこで、クレンジングで毛穴の開きに効く主な成分を調べてみました。

毛穴の開きの3つの原因

  • 皮脂の過剰分泌

皮脂が余分に分泌されると、毛穴が広がって開いた状態になってしまいます。また、皮膚の汚れや古い角質などが皮脂と合わさって毛穴の黒ずみとなります。

  • 加齢によるたるみ

皮膚を支える土台の真皮層内のエラスチンやコラーゲンが加齢によって減少すると、肌がたるみ、毛穴が涙型へと広がった状態になってしまいます。

  • ニキビ跡

ニキビをつぶした後に残った跡の部分の毛穴が開いたままになってしまった状態。

毛穴の開きにアプローチするクレンジング成分

クレイ(泥)

既に泥洗顔で有名ですね。
クレイといっても洗浄力の強いものから優しいものまで色々種類があります。

  • マリンシルト(別名:くちゃ)

沖縄県の特定地域でのみ採れます。粒子が細かいため、毛穴深くの汚れにもアプローチします。ミネラルを含みマイナスイオンで毛穴の汚れをしっかり吸着します。(ただし、吸着力が強いので、肌質によっては肌荒れに注意が必要です)

  • ベントナイト

数億年前に海底や湖底に蓄積された火山灰や溶岩が風化して出来た泥。マイナスイオンによってプラスに帯電した毛穴の奥の皮脂汚れ、ガンコな角栓を吸い付きます。

  • タナクレイ

数千年前海底だった地層が隆起して山になったところから採れた海泥。長い年月をかけてプランクトンや海藻が、分解・代謝・再合成を繰り返して出来たミネラルを含んでいます。毛穴汚れや皮脂、老廃物をやさしく取り除きます。

酵素

角質や皮脂を分解してくれます。タンパク質分解酵素、皮脂分解酵素があります。これらが毛穴を目立たせる角栓を分解して、黒ずみ、くすみやごわつきといった悩みに働きかけます。


例えば、プロテアーゼ、パパイン酵素(青いパパイヤから抽出された食物酵素)、ブロメライン(パイナップルに含まれる酵素)、リパーゼといった酵素があります。


ただし、洗浄力が強いので、肌質によっては肌荒れや、皮脂の分泌が過剰になってしまうことも考えられます。

植物エキス

  • アーティチョークエキス

毛穴の開きといえば定番中の定番、アーティチョークエキスがあります。
「シナロピクリン」という成分が毛穴トラブルや老化の原因となっている「NF-kB(エヌエフカッパービー)」の働きを抑制します。この事によって、毛穴を目立たなくする収れん作用があるだけでなく、メラニン生成を抑制、ハリや弾力をアップされることが期待されます。

  • ノイバラ果実エキス、茶葉エキス

収れん効果があることで毛穴の引き締め作用があります。

  • マッシュルームエキス(エブリコエキス)

東欧のサルノコシカケ科に属するエブリコというキノコから採れるエキス。
毛穴を小さくさせる働きと、額と鼻周りの皮脂分泌を抑える作用があります。フランスでは薬として用いられているんですよ。

毛穴を引き締める作用と毛穴を収縮させる作用で、水分蒸発防止にもなります。

  • オウゴン根エキス

東シベリアから中国北部、朝鮮半島に生育する黄金花(コガネバナ)で紫色の花を咲かせます。

オウゴン根エキスは、コガネバナの根のオウゴンから抽出されるエキスです。
毛穴の収れん作用、皮脂の分泌抑制作用があります。また、最近では、大気汚染物質による肌老化を抑える働きがあることが分かってきています。


その他にも、まだ多くの種類の毛穴を収縮させる作用、毛穴を引き締める作用のある植物エキスなど沢山あります。

さいごに

今回は、毛穴の開きにアプローチしてくれるクレンジングの成分について紹介しました。

毛穴の開きに悩む方は多いです。実は、毛穴の開きを良くするのに欠かせないのが「洗顔と保湿」なんですよ。

それだけに、クレンジングをする時にも、きちんと汚れを落としている成分が入っているかチェックしてみてくださいね。