クレンジング美容で潤いをもたらすエイジングケア方法

クレンジングで将来が変わります。お肌自体の潤いを高めてあげると、エイジングケアもできて見た目年齢も変わります。美容にも良い影響を与えます。美肌の基本はメイクオフ。クレンジングを多面的に捉えて情報発信しています。

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「クレンジングをやめたら肌がきれいになった」掲載のMiMCって?

クレンジングをやめたら肌がきれいになった」という本が、去年(2017年)、文藝春秋より出版されました。

一瞬「え⁉」という本の題名ですよね。

だって、「普通、クレンジング止められないでしょ?」って思ってしまいますから。

この「クレンジングをやめたら肌がきれいになった」の本は、MiMCというミネラルコスメブランドを立ち上げた北島 寿(きたじま ことぶき)さんご自身の経験をもとに、お肌に優しいミネラルコスメ紹介の本です。

北島 寿さんがMiMCを立ち上げる事となったいきさつ

北島さんは、東北大学大学院時代に化学を専門に研究していた頃、アトピー性皮膚炎を発症しました。医師から、化学物質過敏症と診断され、学者の道を諦める事となりました。

その経験から、自然派コスメに目覚め、ナチュラルコスメを使うことで症状が落ち着いてきたそうです。

大学院卒業後、自然派化粧品会社に入社。3年でオーガニックを勉強するため退社、渡米。そこで、ミネラルメイクに出会い、日本人のためのオーガニックコスメブランドMiMCを立ち上げました。

MiMCとはどんなオーガニックコスメブランド?

MiMC(エムアイエムシー)は「自然の力で女性たちの本来の輝きを引き出す」をコンセプトに、2007年に誕生しました。女性の元気とキレイを引き出すのは、自然の力。MiMCは自然の力を最大限に生かして植物オイル、植物エキス、ミネラルといった成分を使用。肌への負担を考え、ケアしてくれる自然素材を使い、トレンド感溢れる美しいカラーリングやテクスチャーのプロダクトを開発しています。

MiMC製品の特徴

  • 高品質な天然素材の成分を厳選して使っています。
  • 研究目まぐるしい植物分野において、化学的裏付けのとれた成分を製品に取り入れています。
  • 果物や植物の皮、種、実ごと、まるごと使って成分をあますことなく引き出しています。
  • 入れないと決めている成分は排除(合成着色料、合成香料、合成防腐剤、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤、タール系色素、タルクなど)

MiMCは、スキンケアだけではなく、ミネラルファンデやBBクリームなどのメイクやチーク、リップアイテム、アイメイクなどのメイクアップも取り扱っています。

「クレンジングをやめたら肌がきれいになった」っていうけどどういう事?

基本的に、多くの化粧品には、ポリマーやシリコン、ワックスといった化学物質が含まれています。これらの成分は、クレンジングを使わないと落ちません。

しかし、クレンジングには界面活性剤というお肌に負担をかける成分が入っています。


油分のメイクを水でさっと短時間で洗い流すために、界面活性剤という成分が含まれているんです。

つまり、油分のメイクは同じオイルで汚れが落ちます。
水で洗い流した時に、油分のメイク汚れと水が混じり合うように、そしてメイク汚れを短時間で洗浄するために界面活性剤があるというわけなんです。

ところが、この界面活性剤は、種類にもよりますが、お肌にとって本来必要な皮脂までも奪ってしまうほど刺激が強いんです。

皮脂は、通常、外からの花粉、ほこり、pm2.5などの刺激からお肌を守ってくれています。いわゆる「バリア機能」というものです。

このバリアが働かなくなると、お肌が乾燥しやすくなったり、敏感肌になったり、カサついたり、かゆみが出たり、ゆらぎ肌となり肌トラブルを引き起こします。

その結果、紫外線の影響も受けやすくなり、シワ・シミにもなりやすくなり肌老化を早めてしまいます。

勿論、界面活性剤といっても種類は何千種類と沢山あり、刺激は様々なので一概にはいえません。

そもそも界面活性剤入りのクレンジング使わなきゃいいんじゃない?


ところが、界面活性剤なしのクレンジングは残念ながらありません。石油系界面活性剤は不使用でも合成界面活性剤を使っている可能性もあります。

じゃ、そもそもそんな刺激の強い界面活性剤入りのクレンジング使わなくても済む化粧品を使えばいいでしょ?というのが、「クレンジングをやめたら肌がきれいになった」の本の内容です。

いわゆるミネラルコスメというものです。石鹸でメイクオフできるようなコスメです。

ミネラルコスメとは?

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ミネラルコスメとは、ミネラル(鉱物)、マイカ、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、シリカなどを含んだコスメです。

ミネラルコスメの第一人者であり、ベアミネラルの創業者でもあるDIAN RANGER氏は、5つの成分、合成着色料、タルク、鉱物油、合成香料、賦形剤の入っていないものをミネラルコスメとして位置づけています。

ただし、日本では、世界的に認知されたオーガニック認証もなく、明確な定義づけがありません。一般的にミネラルコスメというと響きが良いので、ミネラルコスメといっても、それ以外のお肌に悪い成分が入っている場合も、巷にはあるので注意して成分表示を見てくださいね。

MiMCの取り扱い店舗は?

MiMCのカウンセリングカウンターとして次の店舗があります。

  • MiMC高島屋新宿店
  • MiMC小田急百貨店新宿店
  • MiMC高島屋横浜店
  • MiMC高島屋大阪店
  • MiMC大丸札幌店
  • MiMC名古屋ISETAN HOUS店

MiMCのカウンセリングコーナーとしては次の通りです。

カウンセリングカウンターとの違いは、MiMC専属ビューティカウンセラーが常駐しているか常駐していないかの違いです。取り扱い商品は同じです。

  • 高島屋二子玉川店
  • 高島屋柏店
  • ジェイアール京都伊勢丹店
  • 高島屋京都店

MiMCサロンとしてエステメニューをしている店舗は2つ。

  • MiMC表参道店
  • MiMC大丸札幌店

その他のMiMCの取り扱い店舗は、コスメキッチン、ロフト(一部)等です。

「クレンジングをやめたら肌がきれいになった」のMiMC~さいごに~

「 クレンジングをやめたら肌がきれいになった」では、メイクモデルとして安達祐実さんが起用され、MiMCのメイクを使った商品の紹介などしています。

私も、コスメキッチン好きなので行きますが、確かに、オーガニックってやっぱり安心ですよね。特に、口に入れる可能性があるのでリップ系など気になってしまいます。

スキンケアも、「新しい成分が発見された!」というニュースが出るとついつい使いたくなってしまいますが、オーガニックのスキンケアは、素肌力を育ててくれるというところが良いところですよね。

ミネラルコスメというとETVOSやMiMCなど有名ですが、私も、ミネラルファンデを今度使ってみたいです。

実は先日、美容皮膚科に行った時にも、ミネラルファンデを手の甲で試しにONしてもらい勧められましたが、やはり、パウダータイプはサラッとして乾燥が怖いのでお断りしました。だけど、ファンデーションにも色々種類があるので、実際に使ってみたいと思いました。

エイジングを気にするなら、違うタイプ(保湿成分があるミネラルリキッドファンデとか)が良いかもしれません。ですが、そうすると結局、またクレンジングのお世話になってしまうことになるんです。肌質によっても違うと思うので、実際店舗などで試してから使う事をおススメします。